屋根板金屋の腕次第で雨漏りは簡単に起きる


 
雨漏りによくあるパターンは、

板金屋さんの屋根の葺き方の悪さが

雨漏りに繋がるという事です。

 

1番出来ていない部分が、屋根板金と

外壁がぶつかった場所の板金の納め方です。

 

屋根板金と外壁との取り合い部分の納まりが

きちんと出来ていないと、100%雨漏りを起こしてしまいます。

 

雨水は、屋根勾配を伝って下に落ちていきます。

 

しかし、水というのは一定方向に流れる前に、

必ず1度上に上がる性質を持っています。

 

どんなに勾配がキツイ屋根でも、流れる前に1度必ず

勾配の逆方向(上方向)に雨水が上ってから勾配なりに流れる性質があります。

 

この水が上がる作用に板金が伴っていないと、

雨漏りに繋げてしまいます。

 

雨水が1度上に上がる性質を考慮し板金施工をしなければ

いけない部分は、1階屋根と2階外壁との取り合い部分です。

 

1部2階建ての建物には、1階の屋根と2階の

外壁部分がぶつかっている部分が必ず出来ます。

 

1階の屋根に流れ落ちた雨水は、勾配なりに

流れ落ちる前に1度外壁の方へ上がります。

 

その際、外壁の中に水が1度上がって浸食し、

その後に水が勾配なりに降りて流れていきます。

 

外壁の中に水が入る部分まで屋根板金を立ち上げなければ、

建物の中に水が浸食してしまいます。

 

その為、板金と外壁との取り合い部分には、

10cm以上屋根板金を外壁の中に立ち上げなくてはいけません。

 

水は5cm程上がる性質がありますので、

10cm板金を立ち上げておけば問題ありません。

 

この現象は必ず起きる事ですので、建築関係全員が周知の事のです。

 

しかし、仕組みを理解していない板金屋さんが板金を葺くと、

外壁側にほんの数センチしか板金を立ち上げずに納めてしまう場合がございます。

 

これでは、雨水が上がってきた際に全く対応が出来ません。

 

必ず、雨漏りを起こしてしまいます。

 

屋根を葺いてから数年しか経っていないのに雨漏りが起きる原因は、

板金の立ち上げ不足が原因の場合が殆どです。

 

その為、屋根を葺いた数年後に雨漏りを起こす場合は、

2階の屋根より1階の屋根の方が圧倒的に多い傾向がございます。

 

屋根板金屋さんの腕を見極める事は大変ですが、

他の建物等に葺いた評判等を聞くと判断しやすくなります。

 

屋根は、雨や太陽熱から建物を守ってくれる重要なパーツです。

そんな重要なパーツがこんなお粗末なようでは、

建物の耐久性が下がってしまいます。

30年住宅が100年住宅になると言われている現代ですので、

このような状態が起きない板金工事に出来る業者を選ぶようにしましょう。