急に雨漏りになった場合の対処法

急な雨漏りに気付いた場合、業者がすぐ来て
対処してくれるのが1番ですが、
すぐ対応してくれない事があります。

 

業者が来るまで時間がかかる場合は、
自分で補修する事を考えなくてはなりません。

 

雨漏りを放っておくと、野地板や小屋裏の
構造材に大きな影響を与えてしまいます。

 

建物の寿命にも関わってきますので、
絶対放っておいてはいけません。

 

雨漏りの補修は、家の中から行う補修方法も
ございますが、残念ながら殆ど意味がありません。

 

面倒でも、屋根の上からの補修をする事で、
建物内部への影響を最低限にとどめる事が出来ます。

 

簡易的にでも確実に雨を逃す方法を取らなければ
ならない事を、覚えておきましょう。

 

今から案内するのは、開くまでの応急処置ですので、後日必ず業者に
見てもらい適切な防水工事を行ってもらいましょう。

 

1番オススメなのが、防水テープでの補修です。
黒いビニール状のテープで、黒い接着剤が付いています。
接着力と密着力が非常に高いので、ピタっと張る事が出来ます。

 

鉛が入っている物が以前は主流でしたが、
今は鉛が入っていない防水テープも多くございますので、
気になる方はそちらをオススメします。

 


テープ幅は、100~300㎜の物まで幅広くございますので、大変重宝します。
金額は10,000~20,000円程するので、お安い材料ではございません。

 

しかし、防水性が高く、簡単に防水施工を素人さんでも
行う事が出来るので、とても便利で効率的な材料です。

 

屋根の雨漏り部分が気になる場所に、
水気を取り除いて貼り付けます。

 

一般的なテープよりも粘着力が強いので、
誰にでもピタッと張る事が出来る優れ物です。

 

もう1つ、雨漏りの補修として使われる事が多いのが、
コーキングではないでしょうか。

 

コーキングでの雨漏り補修は、
簡単なようで意外と難しい傾向があります。

 

ただコーキングを充填しただけで、
きちんと密着していなく雨漏りが解消しない場合が多くございます。

 

その為、やみくもにゴッソリとコーキングを充填してしまい、
その後の業者の雨漏り補修の弊害になってしまう事があります。

 

コーキングの自己補修は簡単そうでかなり難しいので、
あまりオススメ出来ません。

 

雨漏りの自己補修の際の屋根の昇り降りは危険ですので、
十分に気を付けましょう。

 

作業を行う場合は必ず2人仕事とし、
単独作業は必ず行わないようにしましょう。

雨漏りが発生しやすい部位と原因 その2

前回に続き、雨漏りが発生しやすい
部位と原因を書きます。


・屋根板金の錆び


鳥のフン等により、
屋根板金に錆びを発生させて
しまう事があります。


板金に明らかな色の違いがある場合は、
葺き直しをしましょう。


板金は部分的に葺き直しが可能なので、
劣化部分だけでも葺き直しが可能です。


何か所もある場合は、全ての板金を
1度に葺き替えた方が耐久性を高める事が出来ます。


・天窓


天窓廻りはシーリングの劣化や
屋根板金の納まり方により、
雨漏りを発生させてしまいます。


シーリングが切れている場合は、
既存のシーリングを撤去して新しい物を打ちます。


シーリングが原因じゃない場合は、
天窓廻りの板金を取り除き、
板金や防水紙等の納まりを適切にしましょう。


・外壁のクラック


外壁のクラック部分から、
雨漏りを発生させてしまいます。


クラック部分にはコーキング等で平らにし、
その上から塗装を行います。


クラックが酷い場合は、
弾性塗料を使い建物を覆ってあげると、
クラックによる雨漏りを防ぐ事が出来ます。


・バルコニー周り


バルコニー周りの外壁取付け部分の
取り合いから、雨漏りを起こして
しまう事があります。


取付け部分の防水状態を確認し、
防水力を高めましょう。


雨漏りは、その状態により費用が高く
かかってしまう事があります。


その現認の状態により、
火災保険の風災保証等で修理費を賄う事が出来ます。


気になる方は、保険会社に
問い合わせてみると良いでしょう。


雨漏りの場合は、規定の風害に
該当する事が多いので、
費用を捻出する事が出来る場合が
多い傾向があります。


その為、雨漏りを起こしている
可能性がある部位を見つけたら、
費用を気にせずに修繕するようにしましょう。


早めの雨漏り修繕が、
建物へのダメージを少なくさせる事が出来ます。



雨漏りが発生しやすい部位と原因 その1

【本文】
雨漏りは、様々な部分から発生してしまいます。
どのような部分に、雨漏りが発生して
しまうのでしょうか。


起きやすい雨漏りポイントを、
ピックアップしました。


・棟板金、谷樋板金


棟や谷樋に打っている釘が錆びる事で
釘が浮いてしまい、板金が浮いてしまい
雨漏りを生じてしまいます。


板金も下地の木材も寿命の場合が
ありますので、全て取り替えましょう。


・スレートのひび割れ


スレートは、劣化すると
ヒビが入りやすくなってしまいます。


ヒビが発生する事で、
雨漏りに繋げてしまいます。


ヒビが入ったスレートは、
新しいものに取り換える事で
雨漏りを回避させる事が出来ます。


ヒビにコーキングを埋めても、
雨漏りの完璧な回避にはなりません。


・瓦の漆喰


瓦の漆喰部分が崩れて、
雨漏りを生じてしまいます。


古い漆喰を取り除き、
新しい漆喰を塗り込みます。


・瓦の割れやずれ


瓦が割れたりずれる事で、
雨漏りに繋げてしまいます。
ずれた瓦は元に戻し、
割れた瓦は新しい瓦に取り換えましょう。


・板金屋根と外壁の取り合い


板金屋根と外壁の立ち上がり部分との
瀬戸際部分は、板金の外壁内への
立ち上がり不足により、
雨漏りを引き起こす場合があります。


この部分から雨漏りが発生する場合は、
外壁部分を取り除いて屋根板金を
立ち上げる事で雨漏りを回避させる事が出来ます。


150㎜以上板金を立ち上げる事が、
理想となります。


取り合い部分にコーキングを打つ方法もありますが、
場合によっては解決しません。

ご自分で屋根に登って応急処置をしてほしくない理由

雨漏りしているとどうしても
すぐに応急処置したい気持ちになりますが、
大変危険ですのでやってはいけません。


・屋根から落下してしまう可能性


屋根は意外と足元が良くないので、
落下の可能性があります。


屋根は下から見るより、
実際に登ると屋根勾配のキツさを感じます。


慣れている職人さんでさえ、
落下してしまう事があります。


素人が、安易に屋根上に
登らないようにしましょう。


・雨漏りをより酷くさせてしまう可能性がある


素人さんが屋根上に登ると、
歩行により余計な部分にも圧を掛けて
破損させてしまう場合があります。


特に、スレートや瓦などは、
歩行により破損してしまう事がよくあります。


知らず知らずのうちに、
雨漏りの原因を広げてしまう恐れがあり、
余計に補修費がかかってしまいます。


これらの理由から、一般の方が
ご自分で屋根上に登る事はオススメ出来ません。


しかし、雨漏りを放置しておくと
構造上余計な負担を与えてしまうので、
良くありません。


自分で処置が出来ないからと放置をせず、
早めに業者に依頼しましょう。


避けてほしいのが、急ぐゆえに
無料の雨漏り修理などの理不尽な
業者に頼んでしまう事です。


後に多額な費用を請求される
場合がありますので、
絶対に依頼してはいけません。


雨漏りは地元の信頼できる業者に依頼して、
早めの対応をお願いしましょう。


台風時期などには修繕のニーズが多くなってしまうので、
修繕に時間がかかる場合はブルーシート等で
簡易的に覆ってもらう事も視野に入れましょう。


突然の雨漏りの応急処置

突然雨漏りが発生してしまった場合、
実際屋根の上に乗ってどうにか
処置をしなければならないと思うかもしれません。


しかし、雨漏りが起きている時は
雨が降っている時ですので、
一般の方が屋根の上に乗るのは危険です。


実際、雨の際に無理して屋根上に登り、
落下等のケガをしている方は沢山いらっしゃいます。


どうしても雨漏りの応急処置をしたい場合は、
家の中から雨漏りしている部分を覆う程度にしましょう。


外回りの雨漏りの処置は、プロに依頼しましょう。

オススメ出来ない業者のポイント

オススメ出来ない業者のポイントは、
絶対に雨漏りを直すと言い切る業者です。


雨漏りの原因は様々なであり複雑ですので、
必ず100%止められるなんて断定できないのが、
本来の建築の考え方です。


それなのに安易に雨漏りを
必ず止める事が出来ると言い張ってしまう業者は
、真面目じゃない事が解ります。


このような業者は、信用出来ません。


雨漏りの原因追及は、とても難しいです。


針の穴程の小ささを探すほど難しい事ですので、
必ず直すなんて安易な事を平気で言う業者は、
自ら信用度を下げている発言と言えます。


有り得ない事を安易に発言する業者は、
絶対に避けましょう。

このように、急いで依頼するあまりに、
良くない業者に引っかかってしまう事があります。


雨漏りは、信頼できる業者に
頼むようにしなければなりません。


その為には、見積書を細かくチェックしましょう。


見積書をチェックした上で、
少しでも怪しいと思ったら
絶対に依頼しないようにしましょう。


こんな見積書の業者に雨漏り補修は頼んではいけない

雨漏りが起きてしまった場合、
レスキューで早く業者に頼みたい
と思う方が多いのではないでしょうか。


急いでしまうあまりに、
このような良くない見積書を作る
業者に引っかかってしまうパターンがあります。


絶対に引っかかってほしくない
業者の見積書のポイントを、ご紹介します。


・一式ばかりの見積書


雨漏りの見積書は確かに難しいのですが、
何でも一式という計算方法はあり得ません。


どんな項目でも一式という書き方を
しているようであれば、
残念ながら悪徳業者の可能性があります。


・不明解な見積り内容の見積書


雨漏りという緊急性に付け込んで、
全く関係ない工事項目を見積りに
計上している業者があります。


このような見積書を作る業者は、
非常に悪徳です。


雨漏りの修繕をきちんと確認し、
行っていないと思う工事項目は
修繕完了後でも業者に問い合わせてみましょう。


・明らかに感がられない大きな値引きをしている見積書


とてつもなく大きな工事金額に、
驚くほどの値引きを起こしている
見積書は、有り得ません。


30~50%も値引きする業者が居ますが、
元々の見積金額に割増があったと言えます。


特に、雨漏りの見積書ではこのような事は
あり得ませんので、注意しましょう。


このような見積書は、建築の企業としてあり得ません。
明らかにおかしいなと思ったら、
絶対にお断りをしましょう。


また、雨漏り修繕は急ぎたい気持ちが山々ですが、
2社や3社等の複数に見積りを取る事は
大切となりますので、出来れば行いましょう。


その際、明らかに安すぎる見積書の業者は、
オススメ出来ません。


安いは安いなりの補修しか出来ませんので、
理想的な雨漏り工事を得る事が出来ません。


お安い業者に頼む事がお得と思う
お客様もいらっしゃいます、
雨漏り修繕に関しては絶対にオススメ出来ません。

スレートの屋根材を塗装

スレートの屋根材を塗装する際、
塗料でスレート同士が密着してしまいます。


屋根材同士が密着してしまうと、
スレート内部に浸食した雨水の
逃げ道が無くなってしまいます。


その為、屋根内部の中で雨水の排出が
乏しくなってしまい、
雨漏りへと繋げてしまいます。


この状態を繰り返していると、
最悪の場合は建物の腐蝕へと導いてしまいます。


スレート屋根で雨漏りを起こさない為には、
スレートの通気を考えた塗装を行う事が
大きなカギとなります。


スレート屋根を塗装する場合は、
スレートとスレートの間に
タスペーサーを取り付けます。


タスペーサーという部材を取り付ける事で、
スレート同士の密着を避ける事が出来、
縁切りに繋げる事が出来ます。


軒天に雨染みを作ってしまう原因

軒天に雨染みを作ってしまう原因は、
軒先の唐草の欠損です。


軒先の唐草に不具合があると、
落ちるはずの雨水が軒先を伝って
軒天に伝わってしまい、
軒天の腐蝕に繋げる事があります。


軒先の唐草の状態をチェックし、
軒天に余計な負担をかけないようにしましょう。


軒天の雨染みを単なる塗膜の劣化と勘違いし、
塗装で回避しようとする方が居ます。


見た目的には綺麗になりますが、
構造的な解決には全くなりません。


軒天の雨染みはただの色染みではありませんので、
勘違いしないようにしましょう。


不具合のサインですので、
軒天廻りの劣化状態を確認するようにしましょう。



軒天の色合いの違いは雨漏りのサイン

普段雨漏りしない頑丈なお宅でも、
冬場になると雨漏りになってしまう事があります。


それは、すがもりです。


すがもりは、軒天をチェックする事で
確認できます。


軒天は白い塗装仕上げですので、
色あいが違うと素人目にもすぐに解ります。


軒天に色ジミが発生している場合は、
すがもりによる雨漏りの疑いがあります。


軒天からの雨漏りの場合は、
建物内部に浸食しないパターンが殆どです。


しかし、軒天廻りの構造材の劣化へ導いて
しまいますので、気が付いたら即修繕を行いましょう。


色ムラがある軒天を解体すると、
構造材が腐蝕している場合が大半です。


この場合は色が変わっている腐蝕部分を
綺麗に取り替えないと、建物内部の構造材にも
浸食してしまう場合があります。


早く修繕する事で、建物の寿命を
高める事へと繋げる事が出来ます。


これらの状態が起きてしまうのは、
一般的に言う「すがもり」という状態です。


軒先に氷の塊が出来てしまい、
家の中から発生する暖気により溶けて
液状になり、寒くなると氷になり、
この状態を繰り返されます。


やがて、水が軒から入り込み、
雨漏り繋げてしまいます。


寒冷地域に、よく起きるパターンです。


つららが出来る屋根部分をチェックし、
雨染みが軒天に出来ていないか
こまめにチェックをしましょう。


軒の出が無い家は雨漏りを起こす可能性が高い その2

見た目にインパクトのある軒の出の無い住宅ですが、
他にもこのようなことがあります。


・軒の出が無いと破風や淀から雨漏りしやすくなる


屋根から流れてきた雨水は、
通常は破風部分で水切りをし、
軒の出部分で雨水を切って流す事が出来ます。


軒の出が無いと、破風のすぐ内側が外壁に
なってしまうので、破風で切った雨水が
外壁内部に入り込んで雨漏りを
引き起こしてしまう可能性があります。


日本は雨が多い国ですので、
軒の出が無い建物はオススメ出来ません。

どうしても美観的に軒の出を出したくない場合は、
各窓の上に庇を付ける事で窓周りの
雨漏りを回避させる事は出来ます。


建物は見た目も必要ですが、
大事なのは機能です。


機能的な建物じゃなければ、
快適に使う事も長く使う事は出来ません。


本来であれば、見た目にばかり重視されずに、
いかに使いやすい建物にするかが大事となります。


昔の建物は、今の建物より庇の出が長い傾向がります。


長い軒の出は見た目だけじゃなく、
長く出す事で機能性の意味をなしています。


しかし、長い軒の出は家の中が暗くなってしまうので、
せめて通常的な軒の出の長さ450㎜は保つようにしましょう。